草木染め 植物染料 浸染の基本工程 浸染用染料液の作り方

みなさんこんにちは! 稲村一子です。 草木染め 植物染料 浸染の基本工程 浸染用染料液の作り方というテーマでお送りしたいと思います。

植物を煮出す場合 水の量 植物の量 植物の大きさ(キザミ方) 煮出す時間 煮出す回数等の条件が重要です。効率よく煮出すには 植物を細かくきざむことが一番重要です。大きなままの植物では 色素成分が溶け出しにくく 何回煮ても少しずつ色素が溶け出し 全ての色素を抽出するのに手間がかかるだけでなく 薄い染料液しか取れません。細かく砕いた植物であれば2回煮出するだけで殆ど抽出されてしまいます。

染めるものの重さの半量~同量くらいの植物(乾燥品)を細かく砕きます。細かく砕いた植物を 染(糸)の重さの20~50倍量の湯に加え 30~60分弱く煮沸します。途中 蒸発した水を追加し 初めの水の量を保ちます。

火を止め 目の細かい布で濾します。植物煮出しパックの場合はそれに湯を加え 同様にして2回目の液を取ります。1回目と2回目を混ぜ 染料液にします。

今回はここまで。またお会い出来ると嬉しいです。

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