草木染め 植物染料の種類 初心者にもわかりやすく解説します。

みなさん こんにちは! 稲村一子です。

草木染めにおける植物染料の種類を 解説していきます。

染料の分類

・媒染剤で発色固着する染料

植物染料のほとんどがこのタイプの植物染料です。染料自体の色は 淡い黄色~茶系ですが 媒染剤として用いる金属の種類によりいろいろな色に発色します。先に媒染してから染色する方法と 染色後媒染する方法があり 染料によっては先に媒染してから染色した方が良いものもあります。 また同浴染めという方法もあります。

・媒染剤なしで使用する染料

媒染剤を使わず 酸で発色固着する染料に紅花があります。

・還元して発色し 空気酸化で発色する染料

青を染める藍染がこのタイプです。アクキガイ科の貝に含まれる貝紫も このタイプの染料です。

・赤~紫系の色の花 実 葉

近年植物染料を楽しむ人が多くなり 染料として使われるようになりました。色素成分はアントシアンと呼ばれ 色素は赤ですが 媒染剤により紫~青~緑の色が得られます。色素は不安定で 堅牢ではありませんが 他の植物では得にくい色が染められます。

ざっとこんな感じです。

今回はここまで。またお会い出来ると嬉しいです。

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